1.医原病解明の必要性について

身体に異常を来たしている人が増加しているのはなぜか

今日、テレビに映る人々の姿から感じることは、顔面の硬直感や歪み、首筋の異常、メタボリック症候群、背中のしこりや歪み、手足や指の変形等全身に様々な異常を呈している人々が急激な勢いで増加していることです。

メディアは連日のように専門家を出演させて、病気や食品、栄養素等について報道していますが、視聴者は専門家の話に疑問を抱いたことはないのでしょうか。
メディアは番組編成の過程で、内容に疑問や矛盾を感じたことはないのでしょうか。

治療を受けても症状が改善せず、逆に悪化して医師に不信感を募らせている患者も多く、一方で患者の無理な要求や暴言に悩む医師や看護士、介護士が増加していることも伝えられています。

これら相対する当事者の不信や不満、悩みを解決する糸口は、「医原病」という病気があることを患者が知り、かつ、患者自身が論理的に医原病を解明し、医師の何が誤っているかを指摘したうえで、医師の責任を追及する以外に方法はありません。
医原病を解明することは、多くの病気の悪化を防ぐだけでなく、病気を未然に防止することもできます。

公然と行われている医療の過ちを正すことにより、患者ばかりでなくその家族も苦痛から開放されて明るい家庭を取り戻すことができるし、また、医療補助従事者の過酷な業務も軽減されます。

医原病とは何か

ところで「医原病」とは、どのような病気をいうのでしょうか。

Wikipediaによると、医原病とは、「医療行為が原因で生ずる疾患のこと」とあり、次の記述もあります。

「医学事典でも医原病に関する情報をまとめてはほとんど掲載しない。

そもそも、医師にとって、医原病の問題を直視することは非常に苦痛をともなうことであり、事実を冷静に受け止めることは困難で、無意識的に抑圧してしまう問題なのである。

医師に限らず、一般に、自分の仕事が他人の役に立っていないどころか他人への害になっている、と考えることは恐ろしい、と思う人は多い。
ましてや、医師や看護士のような、人を助けることが主たる職業的使命で、それが「生きがい」や自己の存在意義そのものと感じている人々にとっては、自分が反対に加害者になってしまっている可能性を思うだけでも、言い表せないような苦痛をともなうことなのである。

医原病の問題は、ある種、医師や医療関係者にとってのタブーに属してしまっている、とも言える。」

医原病を解明できるのは誰か

医療従事者が医原病を認めないばかりか解明もできない現状において、患者から医原病の発症メカニズムを解明しない限り、私たちの体は次から次へと病気が重なって、筆舌に尽くし難い苦しみに襲われるばかりです。

但し、ここで注意すべきことは、医原病は患者にも責任の一端があることを認識しなければなりません。それはあまりにも単純な「医療信仰」です。

患者が医療従事者の説明やメディアを通じて知る情報を鵜呑みにしていては、医原病を解明することはできません。

身体の構造やメカニズムの実体を正確に知り、その上で異常を自覚する以前に何か病気の原因になるような医療行為がなかったか、または医療従事者が推奨する運動や生活行動を行ったことはないか、あるとすれば因果関係を身体の構造とメカニズムに照らして論理的に考察することです。

まずは医療従事者からの一方的な情報を絶対と信じる「医療信仰」から脱却することです。

医療信仰とは

Wikipediaに次のように記載されています。

「信仰」という表現は、転じて、何らかの対象を絶対のものと信じて疑わない状態のことを指すようにもなっている。
医療への信仰は、「医療信仰」の呼称が一般的。