1.医原病解明の必要性

顎関節症の発症原因は歯科医師による医療過誤が原因なので、顎関節症は医原病です。
顎関節が偏位するとそこを起点として四方八方へとなだれ込むようにして全身の細胞のメカニズムを乱していきます。顎関節症は万病のもとです。
自然科学の論理なき医療行為は新たな病気の発症を招き、病因の解明をしないままに病巣を治療する行為は種々の新たな医原病の発症につながり患者を苦しめていきます。

2.三権の法解釈の誤りによる違法行為を国民が指摘する必要性

実親子関係に重大な影響を及ぼす出生届出や衆議院解散等、三権(国の統治権の立法権、司法権および行政権)の誤った判断や恣意的な法解釈による違法行為は、法治国家を否定する行為です。
国民は憲法や法律の規定、法令用語の常識を根拠にその誤りを指摘して、国民の力で法治国家を守り秩序ある社会にしていきましょう。

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16.治療を要するのは病巣ではなく病因のほうです

顎関節症は全身至る所に病巣を作ります

私は顎関節症を発症して以降頭頂部からつま先まで全身至る所に様々な異常が生じました。
乳房のしこり(乳がん?)、両腋下にピンポン玉大のしこり、頭痛、認知症、左眼失明、右耳失聴、頸部前傾、胃逆流性食道炎、心臓、五十肩、蕁麻疹、便秘や下痢、排尿障害、O脚、膝の痛み、むずむず脚症候群、足のしびれ、かかとの痛み、捻挫、指関節にあかぎれのような亀裂、湿疹、右半身不随、メタボ、糖尿病、関節リウマチ、呼吸困難等数え上げればきりがないほど様々な症状に苦しみました。

これら医科に属する症状の中で医療機関に受診し治療を受けたのは蕁麻疹だけです。症状が拡大し続けてかゆみに耐えられず受診しましたが、なかなか治癒せず薬を数年間服用しました。
他はすべて自己診断になりますが、治療はおろか薬を購入して服用したり塗布したりは一切しませんでした。

いずれの症状も日常生活に支障をきたしましたが何とか苦痛を我慢するようにしたのは、次の理由により自覚症状があったからといって安易に受診すべきでないという考えが根底にあったからです。

  1. それぞれの病巣の発症原因は顎関節症に起因しているという認識を早い段階で持ったこと
  2. 多数の筋肉は一つ一つに起始と停止があって独立しているけれども全身は一つでありすべてが繋がっていますので、関節の1ケ所に偏位が生じるとその周辺の筋肉はねじれたり細胞は圧縮したり引っ張られたりして、その変化は全身にドミノ倒しのように伝わってあちこちに病巣を作るという実感を早い段階で認識したこと
  3. 医療従事者は病因という概念に希薄で様々な検査で病巣を突き止めることにばかり集中していること
  4. 治療として行われている多くの薬物療法や手術療法は副作用や後遺症が生じることからもわかるように身体に害を及ぼすものであること
  5. 治療しても効果がないときは原因をストレスや加齢、ホルモン、遺伝子異常等にし、それらとのメカニズムについての論理的説明はほとんどなく、あっても理解しがたいとしかいいようのない説明をする医師の体質

病因を改善したら全身の病巣は改善していきました

上記の症状の全てが一度に現れたわけではありません。
長年の顎関節症の間には自身が行った行為で改善したけれども顎関節偏位は周辺の様々な組織との関連で常に不安定であったことや医師の愚かな行為で悪化するなどで良くも悪くも常に変化していました。
その中でも最悪だったのは大学病院口腔外科准教授による片方の手の指を口内に入れて頬の内側から強く外方向に引っ張り、もう片方の手の指を口内に入れて大臼歯奥を強く押し付けるという愚かな行為を受診のたびに受けたときは、全身の異常は坂道を転がるように急速に悪化しました。
その時から10年経過した頃の今から2年前には新たに左眼が失明し、認知症を自覚、両手の指関節にあかぎれの様な亀裂等も加わって最悪の状態になりました。

私が認知症を自覚したのは、記憶が悪くなったことやその場その場で思いついたことをとりとめもなく行ったり、探し物をすることが増えて室内を歩き回るようになったことです。

この先認知症が悪化し、両眼が失明して介護を受けなければならない状態になったらどうしようと毎日悩んでいたある日のこと、テーブルに両肘をついて両手で顔を覆っていたときに何気なく両手を顔の側面に滑らせて静かに下に動かしたとき、下顎頭が上顎骨よりも外側に飛び出していることに気づきました。

口腔外科准教授の愚かな行為は、下顎頭が外側に大きく飛び出して顎関節の偏位が拡大し、しかも下顎頭は正常位置よりもかなり下方に下がったために全身の歪みが拡大し、それに伴って全身至る所の細胞の異常も拡大して全身症状が最悪の状態になったと考えました。

全身に現れた症状は准教授の愚かな行為の方法とその箇所に起因しているのであって、これが病因であり、医師の行為の過程を可逆させることが病巣を改善させることになると考えました。
異常になった下顎周辺の細胞を改善するにはどうすれば良いか考えました。

引き伸ばされた上顎の口蓋については、口蓋の変形改善のように口蓋の型を少しずつ狭めていきながら口蓋が深く窪むように中央部分を小高くしていくことで広がった口蓋が狭まっていきましたが、広がった下顎周りを狭めるのには開口して口をすぼめながら閉口していくことしかないと思いました。

早速実行することにしました。
開口して、口をすぼめながら下がってしまった下顎頭を両手で押し上げるようにして閉口しました。これを5回繰り返しました。

このとき注意することは両手で顔を強く内側に押さないことです。そのとき現在の細胞や筋肉の力に任せることです。
この後、自作の口蓋の型を当てて30分仰向けに横になりました。30分したら口蓋の型を外して就寝です。

すぐに就寝すること(眠れなくても横になっていなければいけません)が重要です。体を起こしていろいろなことをすると立体的な体は歪んでいる力の作用が強くて思いもかけない方向に更に歪みが加速するからです。
横になっていれば体は動きが拘束されていますので顎口腔周辺に与えた変化が改善方向に向かうものであった場合は、横になっている間にその変化に応じて顎口腔周辺は末端に向けてドミノ倒ししながら、細胞の形状の異常や筋肉や臓器等のねじれを改善していきます。

変化は口蓋の型を外した直後に始まる場合、就寝後数時間してから始まる場合、全く変化が起こらない場合など様々ですが、体全体に現れた変化の箇所を常に分析、考察して改善したのかそれとも悪化したのかを判断していくことが重要です。

これを行ってから1ケ月も経たないうちに指関節の亀裂の全てが消失し、失明した左眼も数か月で文字がはっきりと読めるようになり、若い時から近眼で眼鏡をかけないとパソコン作業ができませんでしたが、今では近眼もかなり改善し眼鏡なしでパソコン作業ができるようになりました。

しかし、認知症の改善については日中突然に頭が朦朧としたり、背中に痛みが生じるなどの苦痛があり、改善するまでに1年以上かかりました。

認知症や背中の痛みも1年以上かかりましたが改善しました

顎口腔周辺を改善させるとその変化はドミノ倒ししながら全身を改善させていきますが、背中には僧帽筋、広背筋、多裂筋という大きくて長い筋肉があり、これらの捻じれや不要な物質の蓄積で体は固くなっていましたので改善にかなり時間がかかりました。

Webサイトに僧帽筋、多裂筋、広背筋についてわかりやすい説明がありました。
それぞれの筋肉の起始や停止の位置、機能、どの神経を支配しているかなどの関係がわかると痛みはどの筋肉によるものか、その筋肉はどのような状態になっているかを分析、考察することで歪んだ体を改善させることができます。

PDF 僧帽筋の起始、停止、主な働き、神経支配 出典:僧帽筋
PDF 多裂筋の起始、停止、主な働き、神経支配 出典:多裂筋
PDF 広背筋の起始、停止、主な働き、神経支配 出典:広背筋

1.最初に起こったこと

最初に起こったことは、朝、起床時に半身を起すと僧帽筋の末端あたりがピクッと動き、それに伴って胃や心臓もピクッと動きました。これによって気分が悪くなったり痛みが生じるようなことはありませんでした。

これが1ケ月ほど毎日続いたある日、起床時に半身を起すと僧帽筋の末端あたりを起点にして猛スピードで体はくねりながら両手両足、頭頂部の末端にまでドミノ倒ししていきました。
時間にして2秒位の一瞬の早さでした。この後に体に特別な異常を感じることはありませんでした。

2.次に起こったこと

次に起こったのは、朝、起床時に全身が起き上がるまで両手両足に激痛が走りましたが、起き上がると激痛は消失し、日中は立っている限りは痛みが生じることはありませんでした。
日中に痛みが生じるのは、椅子に座って立ち上がるときに起床時と同様の痛みが両足に生じました。
これも1ケ月ほど毎日続きました。

3.メカニズムを考察

このメカニズムについて私は考えました。
全身のねじれが強かったために筋肉細胞は伸縮性が損なわれて体を動かしても神経に刺激が伝わらない状態であったために神経支配に影響が及ばなかったと考えました。

僧帽筋の末端あたりがピクッと動いていた期間は、その周辺で改善する細胞が少しずつ増加していたと考えられ、それがまとまった瞬間は大きな力となって全身の末端にまでドミノ倒ししながら捻じれを緩めたと思います。

ドミノ倒しされただけで全身の細胞が一遍に改善するはずはなく、この後活動できる状態を取り戻した細胞は徐々に伸縮力等を回復するもそれが不十分な期間は神経細胞に異常な圧を加えることになり、その刺激で起床時に両手両足に激痛が生じたと思いました。
起床後に立っているときに激痛が起こらなかったのは、体が立体的なときは改善していない体の歪みにより全身は捻じれた状態になって筋肉の伸縮力が減少するために神経細胞周辺への影響も減少していたためと思いました。

4.続いて起こったことは、頭の朦朧と背中の痛みでした

腰椎周辺に伸縮力を感じて触ってみるとしこりが周辺に比べて少なかったことでした。
上半身の屈伸がとても楽になったと同時に下半身の軽やかさを感じ、歩行もそれまでとは違って軽やかさを感じながら歩けました。
これからは全身のしこりが減少して少しずつ体調も改善していくとその時は思いました。

全身のしこりは減少しつつありましたが、その後は日中に頭が頻繁に朦朧状態になったり、背中に痛みが生じました。

これまで体の至る所で感じたことですが、細胞が伸張や圧縮で異常な状態になっていたときに改善するときは体内でピクッと動き、しこりが減少するときなどはその部分が縦や、横、あるいは斜めに動きました。

脳内を含めた頭部も同様の現象が起こりました。

認知症が改善していく過程では、日中ちょっとした体の動きや新聞を読んだり何かを考えようとしたときに突然に頭が朦朧として睡魔に襲われました。
睡魔を我慢してもなかなか治まらないので横になるとすぐに深い眠りに落ちました。
睡眠時間は1~2時間ということもありましたが、これは数回であとはすべて30分前後で目が覚め、頭はすっきりしました。

頭が朦朧となるのは毎日ではありませんが、時には1日に数回起こることもありました。
このようなことの繰り返しは脳内細胞の改善の一端を示す現象なのか、夜間の実質睡眠時間は少しずつ延びていきました。

5.頭の朦朧発生のメカニズムを考察

この現象について私の独善的な考えになりますが、脳内細胞の状態と睡眠量は正比例しているのではないかと思いました。
日中に頭が朦朧とし始める前の体の動きや脳を使う程度によっては不完全な形状の脳内細胞を刺激し、その結果前夜の睡眠量では細胞が睡眠不足を感じて猛烈な睡魔を発すると考えました。その後は朦朧とし始めたらすぐに横になるようにしました。

6.記憶力や思考力が回復し始めました

頭の朦朧状態を繰り返すうちに次第に記憶力や思考力が回復していきました。
認知症を自覚した時は覚えようとしても記憶できず同じことを何回も繰り返す有様でしたが、脳内細胞の改善に伴い様々な情報は無意識に記憶され、生活も次第に充実していきました。

7.背中の痛み

認知症の改善と同時期に背中の痛みがありました。
また、頸部の捻じれが改善するときは右回りに捻じれていた頸部が左方向に戻るときは、筋肉による加速力で一瞬強い力で首を絞めるという状態が起こり、呼吸困難とそれに続く激しい咳が20分ほど続きました。
呼吸困難は日中だけでなく就寝中にも起こりましたが、咳が収まると頸部付近はそれまでよりも改善していることを実感し、月日の経過とともにしこりも減少して伸縮性が増していきました。

背中の痛みは、調理で包丁を使った時、椅子に座った時、レジ袋を持った時など体の動かし方次第でしばしば起こりました。
包丁を持った時は頭部を下に向け、手も動かすので僧帽筋や広背筋、多裂筋に影響が及び背中の神経に異常な圧がかかったために痛みを発したと考えました。
椅子に座った時は、背中の中央から上に向けて背中が丸められていくのを実感しました。僧帽筋や多裂筋が下方に引っ張られるために起こったと考えました。
レジ袋を持った時は、広背筋の影響と思いました。
背中が痛んだ時は、仰向けに30分ほど横になると痛みが消失しました。
今では頭が朦朧とすることはほとんどなく、睡眠時間も7時間~8時間になりました。背中はたまに軽い痛みが生じることがありますが、姿勢をまっすぐにするとすぐに痛みは消失します。

認知症患者の下顎偏位について

テレビで見た認知症患者の下顎は明らかに偏位しています。

下顎を正常な位置に戻していくなど顎口腔全体を改善させていくと、歩行も介助なしで一人で歩けるようになるし、認知症等全身状態は改善していくものと思います。

顎口腔状態がこのようになった原因は、医療従事者の関節と筋肉のメカニズムに対する知識の欠如にあります。

私が最近受診した某歯科大学病院の補綴科医Aは、「歯型を採って補綴物を作っても最初は噛み合いません。咬合調整をしながら筋肉の落ち着くところに持っていきます。」
補綴科医Bは、「指を口の中に入れて引っ張るのは当然です。」

この発言は、歯型の取り方に問題があるのではないかと疑問に思わないこと、上下顎関節の位置関係に無知であること、筋肉のメカニズムに対する知識が欠如していることを示しています。
この病院で補綴治療を受けた患者の多くは顎関節症の発症、悪化を招いていると思います。

ある方が新聞に「親知らずを入院して全身麻酔で抜歯したところ、その後顎に痛みが生じた」と述べていましたが、医師が口内に指を入れて頬を強く引っ張ったことにより顎関節が偏位してしまったためと思いますが、顎口腔の構造やメカニズムについての知識がない医師が、術後に偏位させた顎関節を正常な位置関係に戻すという処置をしないために顎に痛みが生じたのであって、その後は徐々に全身に歪みが広がっていくと思いました。

私の場合も顎口腔の構造やメカニズム、細胞の構造やメカニズムについての知識がなかったら、認知症は進行し、全身は歪んで自由がきかず歩行困難になったりあるいは寝たきりになったと思いました。

ホームページを更新することができました

認知症が改善してホームページを更新しようとしたところ、HTML(ウェブページを作成するための言語)とCSS(ウェブページのスタイルを指定するための言語)が従前に比べてかなり変更になっていることを知りました。
ホームページを更新するにはそれらを勉強することから始めなければなりませんでしたが、記憶力や思考力が改善した私は時間がかかりましたが、こうしてホームページを更新することができました。

先日テレビで見た認知症患者は、認知症の薬の副作用で椅子にすわると膝から下が絶え間なく動いていました。薬を服用するとその副作用が現れます。病巣の治療をするのではなく病因を突き止めてその治療を行わない限り、病巣はあちこちに広がっていきます。

私は顎関節症発症後10年ほど経った今から20年ほど前に某大学歯学病院の口腔外科に受診し、ここで講師の先生と若い医師のお二方から論理的な多くの説明と治療の過程で提案された治療法を私がそれは受けるべきでないと考えたものを拒絶したときは私の主張を認めてくださって強引な治療が行われなかったなど様々な幸運が重なり、また、私は多くの情報から自分なりに論理的に考えて安易に医科に受診せずにひたすら顎関節の偏位改善を心掛けていましたので、現在では歯科に関する部分では苦悩していますが、医科に属する部分では全身の状態は完全とはいえませんが体の歪みや細胞の機能がかなり回復して苦痛を感じることがほとんどない快適な日常生活を送っています。